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調査研究の成果を反映させて、伊藤小坡に関する美術講座と、伊勢を中心として、三重にゆかりの深い美術についての講座を、昨年4月から毎月1回、土曜日の午後2時から学習室で開催しています。
これまでに、「伊藤小坡の芸術について・・・「ふたば」を中心に・・・」、「橋本平八の木彫」、「伊藤小坡の芸術・・・『伊賀のつぼね』を中心に・・・」、「中村左洲の日本画」、「伊藤小坡の芸術・・・『幻想』を中心に・・・」を開催しました。
今年のスケジュールも随時、下記にお知らせ致します。
秋の常設展の内容
(1) 「烈女形名の妻」、「平家大宰府落」、「伊賀のつぼね」、「幻想」、「乳人浅岡」等、伊藤小坡の代表作を展示します。
(2) 「秋草と宮仕へせる女達」、「秋好中宮図」、「菊童子」、「菊綿」、「虫売之図」、「晩秋」等、秋に因んだ伊藤小坡の作品を展示します。
(3) 「乳人浅岡」をはじめとする伊藤小坡の大下絵を展示します。大下絵は、日本画制作の最終段階の下絵で、完成作品と同じ大きさを持ち、画家は、この段階で、満足するまで徹底的に構想を練り上げます。描き直したり、紙を貼って描き改めたりといった苦心の跡がみえる貴重な資料といえます。
(4) 伊勢在郷時代の師で四条派の流れをくむ磯部百鱗「津島神社境内之図」、 京都に出た後師事し、歴史画に目を見開かせるきっかけを与えた谷口香嶠 「小松殿」等、伊藤小坡に影響を与えた画家の作品をあわせて展示します。
※秋の常設展の会期 平成26年9月17日(水)~12月21日(日)
2016.05.23更新
516-0026 伊勢市宇治浦田2丁目4-65 牛谷坂 / TEL 0596-22-2554